仙丈岳 senjyodake
仙丈岳を北岳山荘付近の稜線から眺めたとき、
山容の印象が即時に刻印され、その美しさに感動する。
それは三つのカールによる演出だけではない。
カールに接している数本の尾根が全て右下へ
緩やかに落ち込んでいるように見えるからであり、
その様は品格の高さを感じさせる。
一見、大きくどっしりとした山であるかのようだが、
足元は軽快でなびいているという、仙丈岳独自の不思議な印象をもつ。
さらに、伊那市から望む仙丈は他の
南アルプスの名峰よりも前方に出ており、
左右に長く尾根を広げていて威風堂々としている。


 
仙丈岳・山容の特徴


カール群
  藪沢(上写真)・大仙丈・小仙丈(下写真)の三つのカールが、気品に満ちた山容とさせている。
  


前面に大きく張り出された山容
 
  伊那市から眺めると、他の南アルプス巨峰群よりも一際大きく前面に張り出していて、
猛禽が羽を左右に拡げたかのように見える。
駒ヶ根以南からだと三軒岩小屋沢が見てとれる。



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